2020年7月10日、岡山市で結核の集団感染が発生しました。
今回は、岡山県岡山市で発生した結核の集団感染について確認したいと思います。
岡山市で結核の集団感染が発生|60代女性と同居家族、勤務先関係者の計6人
2020年7月10日、岡山市で結核の集団感染が確認されました。
60代の女性が結核を発病し、この女性を発生源とした集団感染が発生しました。
女性の同居家族3人が発病、女性の勤め先の関係者2人が無症状の感染者と確認され、計6人の集団感染となりました。
60代の女性を含め6人とも他に感染させる恐れはないということです。
岡山市で結核を発症したのは誰?どこに住んでいる?
岡山市で結核を発症した方の情報は、下記の通りです。
年齢:60歳代
性別:女性
職業:アルバイト
居住地:岡山県岡山市
なお、プライバシー保護の観点から、名前や詳しい住所など、個人を特定するような情報は公表されていません。
岡山市で発生した結核の集団感染の感染経路は?
60代の女性は、2019年9月からせきの症状が続いていたため、2020年4月に岡山市内の医療機関を受診し、結核と診断されていました。
市が濃厚接触者の健康診断をして他の方の感染が判明しました。
結核を発症した60代女性の勤務先はどこ?企業名は?
結核を発症した60代女性の勤務先については、公表されていません。
60代女性の勤務先の企業名や所在地については分かりません。
結核はどんな病気?治る?空気感染する?
結核の初期症状はカゼと似ていて、せき、痰(たん)、発熱(微熱)などの症状が長く続くのが特徴のようです。
結核になっても治療薬がありますし、予防ワクチン(BCG)もあるので、恐れすぎる必要はないでしょう。
結核は不治の病?治る?
昔は、多くの方が結核で亡くなったようですが、今は治療薬が開発されていて、治る病気のようです。
昔は多くの方が亡くなりました。今は薬(抗結核薬等)が開発され、きちんと薬を飲めば治ります。しかし、病院への受診が遅れたり、診断が遅れたりしたために病気が進行して重症になった場合や免疫状態が著しく低くなった場合には死に至ることもありますので、注意が必要です。
また、治療途中で薬を飲むのをやめてしまったり、指示された通りに薬を飲まなかったりすると、結核菌が薬に対して抵抗力(耐性)を持ってしまい、薬の効かない結核菌(耐性菌)になってしまう可能性があります。結核と診断されたなら、医師の指示を守って、治療終了まできちんと薬を飲み続けることが最も重要です。
(出典:公益財団法人結核予防会)
結核の感染経路は?空気感染する?
下記の通り、発症した方のせきやくしゃみにより、結核菌が飛び散り、空気感染する怖い病気のようです。
結核を発病している人が、体の外に菌を出すことを「排菌」といいます。せきやくしゃみをすると飛沫(しぶき)に含まれる結核菌が空気中で飛び散り、それを他の人が吸い込むことにより「感染」します(空気感染)。なお、結核菌は紫外線に弱く、日光に当たると数時間で死滅します。
(出典:公益財団法人結核予防会)
岡山市で結核の集団感染が発生|60代女性と同居家族、勤務先関係者の計6人に対するネットの反応
岡山市で結核の集団感染が発生|60代女性と同居家族、勤務先関係者の計6人に対するネットの反応は、下記の通りです。