年齢条件とは別に記名被保険者(契約の車を主に使用する人)の年齢によって自動車保険の保険料が異なることをご存知でしょうか?
年齢条件とは別に記名被保険者の年齢によって保険料が異なる「記名被保険者年齢別料率」は、損害保険料率算出機構が2009年(平成21年)7月に発表した参考純率に導入したことにより、2011年(平成23年)から各社が自動車保険改定時に導入していきました。
年齢条件は、設定年齢が若くなるほど保険料が高くなりますが、記名被保険者年齢別料率については、記名被保険者の年齢が高齢になると保険料が高くなる仕組みになっています。
従って、車をよく運転する人が家族に2人以上いる場合、誰を記名被保険者にするかで保険料が安くなったり、高くなったりする可能性があります。
今回は、記名被保険者年齢別料率の仕組みと記名保険者の選択によって保険料を節約できる事例をご紹介したいと思います。
年齢条件の設定だけでなく、記名被保険者によっても保険料が変わる仕組みを知り、自動車保険の保険料を安くするヒントにして頂ければと思います。