2015年以降に生命保険会社が一時払の貯蓄保険の販売を停止したり、予定利率を引き下げ保険料を値上げする動きが広がりました。
販売停止や予定利率の引下げによる保険料値上げの理由は、2014年10月の日本銀行の追加緩和で生命保険会社が主な運用先としている超長期国債の利回り低下が加速したからです。
今回は、なぜ貯蓄型商品が販売停止、保険料値上げに追い込まれたかについて下記ポイントを確認しながら解説するとともに、今後の見通しについて考えてみたいと思います。
・予定利率とは?
・予定利率が下がるとなぜ保険料が上がるのか?
・予定利率と標準利率の関係とは?