厚生労働省の発表によると、国内の2019年の自殺者数(速報値)は10年連続で減少し、1万9959人(前年比881人減)でした。
2万人を下回るのは1978年の統計開始以来初で過去最少です。
自殺者数が過去最少になったとはいえ、大黒柱の方などが自殺すると、ご家族は大変なことになります。そこで気になるのが生命保険や損害保険で保障(補償)されるのかという点ではないでしょうか?
「加入している終身保険は、自殺の場合は免責(保障対象外)なのか?」とのご質問を頂いたこともあります。
生命保険は自殺した場合にも保障されるのでしょうか?また、傷害保険については、自殺は補償されるのでしょうか?
今回は、自殺に対する生命保険の保障および損害保険の補償について解説します。