自動車登録検査業務電子情報処理システム(MOTAS)のデータ上、全国で300万台以上が車検切れ車両とされているそうです。その多くは廃棄された車両とみられているそうですが、実際に街頭検査で発見される車検切れの車両もあり、10万台~20万台前後が車検切れのまま道路を走っているとのことです。
車検が切れているということは、自賠責保険(共済)にも加入していない可能性が非常に高いと思われます。自賠責保険(共済)に加入していない場合は、任意保険(自動車保険)に加入していることもないでしょう。
そのような車が街の中を走っていると考えると恐ろしい話です。仮に無保険車による事故の場合、被害者の損害は一切保障されないのでしょうか?
実は、ひき逃げ・無保険事故の被害者の救済のための政府保障事業があります。今回は、政府保障事業についてご紹介します。