『なぜ日本では火災保険への加入が必要なのか?』で日本には失火法があるので、失火で隣家を類焼させても重大な過失がなければ、隣家の損害を賠償する責任はないとご説明しました。
しかし、賃貸住宅の場合、借りている部屋で火災を起こせば、その損害を修復し、原状回復して大家さん(オーナー)に返す必要があります。
今回は、賃貸住宅のオーナーへの損害賠償義務を補償する特約「借家人賠償責任補償特約(読み方:しゃっかにんばいしょうせきにんほしょうとくやく)」をご紹介します。
- 借家人賠償責任保険特約の補償内容とは?
- 借家人賠償責任保険特約で補償対象となる事故例とは?
- 賃貸マンションや賃貸アパートに入居する際に、なぜ、火災保険への加入が必要なのか?
- 賃貸物件の火災保険は、どのような契約(補償)内容にしておくべきなのか?
- 不動産会社に火災保険の加入をすすめられた際の注意点 など
上記のポイントについて解説します。